純白くんのブログ

純白が思ったことを書くだけのブログ。

川端康成「雪国」‐ラストシーンの意味は?

川端康成「雪国」‐ラストシーンの意味は?

どうも純白です。

文学Youtuberを始めてからというもの

有名な文学作品を意欲的に読んでいるわけですが、

先日、川端康成の「雪国」を読みました。

早速動画化しようと思ったら、何度リテイクしても上手くいきません。

解説するべき内容が見つからないのです。

恋愛系のストーリーなのですが、意味不明な点が多すぎて

解説しようにも自分が理解していない状態になってます。

そこで「雪国」の不明点や疑問などを文章にまとめて後日動画化しようと思いました。

なので本日の書籍紹介動画はお休みです。

今回はそんな「雪国」の予習として読んでください。

あらすじ


あらすじはめちゃくちゃシンプルです。

島村っていう妻子持ちの男が芸者遊びをしに雪国の温泉宿にきます。

そこで芸者の駒子と仲良くなって、恋愛関係になります。

しかし、妻子持ちの島村にとって駒子との恋愛は遊びでしかなく、

好意と情熱を向けられるたびに、島村の駒子に対する思いは冷めていき、

次第に駒子の友人の葉子が気になりだします。

ラストシーンは、駒子の家に泊まって朝帰りしようとする島村が

映画館の火事に遭遇し、なんとその火事には葉子が巻き込まれています。

逃げるために映画館の2階から飛び降りた葉子は打ち所が悪く失神します。

それを眺めながら、島村は駒子との関係が終わりを迎えたことを悟るという話です。

ラストシーン意味不明すぎ


ラストシーンの葉子が失神するシーンですが、これが本作一番の謎です。

失神した葉子に駒子が駆け寄って「この子、気が違ってるわ」と叫びだします。

火事から逃げ出すために2階から飛び降りる行為の何が「気が違ってる」のか

意味が分かりませんし、その様子をみて駒子との別れを悟った島村も意味が分かりません。

駒子が許嫁の行男を葉子に寝取られてる説

この謎について敢えて自分の解釈を作るならば、

「駒子が許嫁の行男を葉子に寝取られてる説」が濃厚だと思ってます。

葉子の恋人である行男(病人)が、実は駒子の許嫁じゃないかという噂が流れます。

島村は、駒子に直接この噂を訪ねますが、駒子はこれを否定しました。

でも、これは実は真実で、駒子が好きだった人は過去に葉子に奪われている。

そして現在の駒子が恋愛感情を抱いている島村も葉子のことが気になっていて、

駒子もそれに薄々気が付いている状態です。

行男は作中で肺結核により他界します。

葉子がまたフリーとなり、また好きな人を寝取られるんじゃないかという恐怖から

駒子が激情を表し、失神している葉子を責め立てたのではないでしょうか。

その駒子の本気度に島村はドン引きして、この夢のような恋愛も、

そろそろ潮時だなと思い、天の川を眺めていたのではないでしょうか。

明らかに冷めてる島村


島村の恋愛のボルテージは、駒子を口説くシーンでピークを迎え、

その後は冷え込む一方なのですが、

なぜ冷めている相手に会いに雪国(新潟県)まで来るんでしょうか。

一回は駒子を遠ざけようと汽車に乗って別の旅館まで行っていましたが、

そのあとすぐに、駒子の元へ会いに行っています。

これってめっちゃ浅い言い方をすれば、

「相手をキープしてる」

ってことですよね。

駒子が島村から「いい女」と褒められたにもかかわらず憤慨するシーンがあります。

これはおそらく、(都合の)いい女と言われたと邪推してキレたのだと思いますが、

多分、島村もそういう意味で言ったのだと思います。

何処がいい女かという質問に、答えていませんでしたし、

相手が本気になりすぎて島村が賢者タイムに突入したとしか思えません。

これ島村とか駒子みたいな立場になったことがある人が

特に強い共感を覚えるのではないでしょうか。

誠実キングの自分にはちょっと共感できなかったですね(笑)

まとめ


いかがだったでしょうか。

行間読むの苦手なんで叙情的な作品苦手なんですよね。

これ書き終わったら動画制作始めます。

乞うご期待を!!

Return Top