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【愛とは何か】メイドインアビス 深き魂の黎明

【愛とは何か】メイドインアビス 深き魂の黎明

みなさんこんにちは。純白です。

Amazonプライムに劇場版メイドインアビスが追加になりました。

自分は劇場に観に行きました。

しかし全国ロードショーされた時期は第一次コロナショックの真っただ中で、

観に行くのを控えた人もいるのではないでしょうか。

自分も友達と見に行ったのですが、コロナ対策で隣同士に座ることができませんでした。

そんな劇場版メイドインアビスですが、Amazonプライムで再視聴したので

当時は気が付けなかった、細かいシーンの意味など考察していけたらよいなと思います。

視聴がまだの人は下記のリンクからご覧ください。

黎明卿ボンドルドについて

ボンドルドのセリフや行動には、「祈る」や「愛」など、

キリスト教を連想させる言葉が多分に含まれています。

ボンドルド自身には、苦悩や葛藤などが全く描かれておらず

「神/悪魔」や「概念」といった形で描写されています。

彼の称号である「黎明卿」も旧約聖書の堕天使ルシファーから付けられているようです。

「黎明の子、明けの明星よ、あなたは天から落ちてしまった。もろもろの国を倒した者よ、あなたは切られて地に倒れてしまった。」
旧約聖書「イザヤ書」14:12

自分はキリスト教に疎いので、探せば名前や設定に関連があるかもしれません。

ボンドルドに纏わるギミックを考察していきます。

祈手(アンブラハンズ)について

 

自分は漫画未読で映像作品だけをウォッチしているので、

最初に祈手アンブラハンズの名前が横文字で紹介されたときは

文字の意味が分からず、そういうキャラなんだーくらいに思ってました。

視聴終わってウィキペディアを確認してみると、

アンブラハンズは漢字で「祈手」と書くということが発覚。

祈るは英語で「pray」ですよね。

なんでアンブラハンズなのでしょうか。

「Umbra」とは光がある物体を照らしたときに全く光が当たらない箇所のことを言います。

主に太陽に対して使われる天文学用語のようですね。下の図をご覧ください。

つまりボンドルドは自分の部下を「日陰の者たち」であると称しているわけですね。

では誰が太陽なのでしょうか。

答えはボンドルド自身です。

彼は黎明卿を自称しています。黎明とは夜明けのことです。

ちなみに娘のプルシュカの名前の意味も「夜明けの花」らしいので

ボンドルドは「夜明け」というものに対して強い思いがあるのが伺えます。

祝福と呪いについて

メイドインアビスの世界には「上昇負荷」という概念があり、

深層から地上へ上がろうとすると人体に多大な影響を及ぼします。

これを、アビスの世界の人たちは畏怖を込めて「呪い」と呼んでいます。

ボンドルドはこの「呪い」をネガティブにとらえていません。

レグに倒されたボンドルドは以下のようなことを言います。

ボンドルド
「君たちがこの先に進むことこそ、私の新たな憧れです。どうか君たちの旅路に呪いと祝福を」

なぜ呪いが祝福と同一に語られているのでしょうか。

呪いは深層へ進む分には発生しません。

あくまでも上昇(後戻り)をしようとしたときにだけ発生する現象です。

メイドインアビスの世界では、呪いは先に進んだことの証明になっているのです。

登山家と高山病の関係に近いですね。

山に登らなければ高山病になることもないですが、

高山病になるということは、それほど高い山に登った証明でもあるのです。

成れ果てについて

 

「呪い」が与える影響で一番強いものが「成れ果て化」です。

強い上昇負荷により人間性を失い死ぬこともできなくなるという強烈なものです。

テレビ版のメイドインアビスの最後で、

ナナチが成れ果てになって親友ミーティとお別れするシーンは強烈でした。

成れ果てとは一体何なんでしょうか。

恐らくですが、これは旧約聖書のヨブ記を参考にしていると思われます。

ヨブ記を知らない人のために簡単に説明すると

昔々、神とサタンが「正しい人でも苦しい状況になると信仰を捨てるか」

という賭けを行って、それを試すために信心深いヨブの家畜をすべて殺したり

重い病気を与えたり、ヨブの子供を殺したりしたが、

ヨブ自身は信仰を貫いてサタンが神との賭けに負けるという話です。

ボンドルド
「試練は愛をより強くします。そうでしょうナナチ?」

ボンドルドは外道ですが、彼は人間を軽んじません。

プルシュカが上昇負荷で死にかけているので、

祈手が殺処分するようボンドルドに進言するシーンがあります。

しかしボンドルドは、プルシュカを抱き上げて、

ボンドルド
「喜びしか知らぬものから祈りは生まれません。」

と言い放ちます。

プルシュカはボンドルドに利用されていましたが、

最後まで父親(ボンドルド)を信じていました。

更に呪いを押しつけられて尚、リコを思いやり白笛となりました。

そのことにはナナチも驚いていましたね。

「呪い」が存在している世界観だからこそ、

そこで生きる人間たちが魅力的に映るんですね。

リコについて

この映画で驚いたのが、リコがボンドルドに一定の理解を示しているところです。

ボンドルドが自信を白笛化した方法も一発で看過します。

ボンドルドも、そんな彼女をこちら側の人間と称しています。

一方で機械であるレグが一番、地上人に近い感性をしています。

なんというか皮肉ですね(笑)

ステータスを好奇心に全振りしているみたいなキャラですね。

名前の由来は公開されてませんが「リコ=利己心」からきているのではないでしょうか。

利己心の強いリコが主人公で、慈愛的なキャラのボンドルドが敵キャラって面白いですよね。

そういうアイロニーもつくしあきひと先生の作品の面白さだと思っています。

まとめ

いかがだったでしょうか。

言いたいことまとまってないのに文章書いたので

大分、支離滅裂な文章になってますがご愛敬。

それではまた次回の記事でお会いしましょう。さようなら。

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