純白くんのブログ

純白が思ったことを書くだけのブログ。

【ヤフコメの文盲たち】小林礼奈のブログ炎上を考察する

【ヤフコメの文盲たち】小林礼奈のブログ炎上を考察する

こんにちは。純白です。

いま僕は呆れています。

何に呆れているかというと日本人の読解力のなさにです。

先週、小林礼奈が蒙古タンメンチェーン『蒙古タンメン中本』で外食中に、

席を待っている後続の客から、暴言を吐かれたことをブログに書き、

それが炎上した事件がありました。

自分は小林礼奈という人は、存じ上げないのですが

よくある芸能人とレストランのトラブル系の記事かなと思い、

『蒙古タンメン中本』と『小林礼奈』の主張を確認してみました。

すると( ゚Д゚)びっくり、、、、

ヤフーニュースに記載されている対立自体が存在しなかったのです。

さらにヤフーニュースも対立自体が色濃く存在するとは明確に書いておらず、

文字の読めないヤフコメ民が双方のブログを確認せずに、

総数2000件近くのコメントをつけています(小林礼奈を攻撃するコメントが主)

今日はこの炎上を起点として日本の読解力の低下について語っていきたいと思います。

見えない炎上を捏造する

下記のURLは炎上の発端となったブログ記事です。

https://ameblo.jp/aya-0218-0218/entry-12678767887.html

700字程度の文章です(これが読めない人はブラウザバックしてください)

彼女の感情を書き綴ったものですが、『中本』に対する感情の発露と思われる文章は見当たらず

あるのは、自分に暴言を吐いた待ち客に対するものだけでした。

つまり対立自体が存在しないのです。

株式会社誠フードサービス(蒙古タンメン中本)の社長白根氏は以下のように言う。

YAHOOニュース等で騒がれているブログの件で、当店蒙古タンメン中本の対応について多数のお客様からご意見、お問い合わせを頂いております。お客様のお問い合わせの中には「中本はこんな対応をするのか?」「親子で食べている途中なのに出ていけと言うのか?」「スタッフはお客様を睨みつけるのか?」「小さい子は連れて来てはいけないのか?」などの誤解や辛辣なお言葉を頂いております。
出典:辛うまラーメン日本一!目指せ全国制覇!蒙古タンメン中本(中本HP)

つまり、中本の対応について(恐らくヤフコメの文盲と思われる)多数から

お前の店の対応はおかしいのではないかと、クレームが入ったというのだ。

小林礼奈を睨みつけたのはスタッフではなく、待ち客であると書いてあるだろ!!

何故この700文字程度の文章が読めないのだ。

ヤフコメでは、店と小林礼奈のどちらが悪いかが永遠に話されている。

中には、こういった頓珍漢な意見もあります。

ヤフコメ
「お店の名前出しちゃダメだよ️。小さいお店は下手したら潰れかねない!!」

名前を出したのは食レポブログだからであって、記事に店に対する攻撃の意志がないから

店の名前を出しても問題がないと判断したのなんて普通に分かりそうなものですが。。。

日本は識字率は高い国のはずなのになぜこのようなことが起きるのでしょうか。

実は低い日本の識字率

ホリエモンが自身の番組で、日本人の機能的識字率はかなり低いことを話題にしていました。

ホリエモンはメルマガやブログが、ある一定のサブスクライブ数で頭打ちになることを取り上げ

日本人は文字は読めても文章を理解不能な人(機能的非識字)がかなりの割合でいるのではないか

昔から疑っていたようです(だからこそ、Youtubeの発信活動を始めたとのこと)

自分も全く同じ肌感覚を持っています。

何を隠そう、自分自身も機能的非識字の傾向が強いと思っています。

小説などを読んでいると想像でシーンを補完していることがよくあり、

読み直すと書かれている事実が全く違って驚くことも多いです(笑)

では、なぜ機能的識字率の低い人が日本に多いのでしょうか。

機能的非識字が多い理由

これは単に、生涯学習の思想が薄いからだと思います。

英語や第二外国語を勉強したことのある人ならわかると思いますが、

日常会話で使う「生活言語」は言語学習を始めてすぐに上達します。

日常会話程度なら、旅行先でも困らない人は多いのではないでしょうか。

ですが、外国の論文を読める外国語学習者となると途端に少なくなります。

これは抽象的な概念を理解するために必要な「学習言語」は取得が難しいからです。

SNSで読み書きされているような言語には、抽象的な概念はめったに登場しません。

「どこどこのハンバーグは旨い」とか「コロナウィルスの水際対策が甘い」など

知覚認識をベースに文章が構成されているので、理解するのがたやすいのです。

一方、学習言語は以下のようなものです。

劣等感、不安感、不足感によって、人間は人生で目標を立てることを強いられ、目標の形成が促されます。ごく幼いころにはもう、自分が中心に立とうとする様子、親に注意を引こうとする様子、むりやり注目を集めようとする様子が見られます。これは、人間が評価の追及を始めた兆候です。
出典:人間の本性(アルフレッド・アドラー)

こういった文章は、主語と述語、文章の持つ結論を一目で判断することができません。

「親に注意を引こうとする様子」というのは具体的なシーンではなく、

後述で詳しく説明されるか、なければ自分で想像するしかありません。

想像と情報の保持を行わなければ、長文を読解することはできないのですが

日本人は「識字率の高さ」に満足し「機能的識字率の低さ」に目をつぶります。

どのような学問を学ぶのにもベースとなる母語が必要であり、

学習を続けることで機能的非識字も解消されます。

故に、大学を卒業したらツイッターでしか文章を見なくなるのではなく、

生涯を通じて学習を続けていく態度が重要でしょう。

 まとめ

いかがだったでしょうか。

文章メディアの衰退は以前から言われていたことですが、

こういう低レベルな炎上を観測するたびに悲しい気持ちになります。

コミュニケーション能力や機能的識字による分断は、

我々日本人がなまじ日本語が読み書きしゃべれる故に、不可視のものになってしまっています。

見えにくいからこそ、そこにある能力格差に目を瞑らず邁進していきましょう。

それではまた次回、さようなら。

 

Return Top