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【劇場版】理想を抱いて溺死する【Fate/HF】

【劇場版】理想を抱いて溺死する【Fate/HF】

みなさんこんにちは。純白です。

先週末に劇場版Fate/HFの第三章を視聴してきました。

今回はその感想と考察を語っていきたいと思います。

ちなみに自分は原作ゲームは未プレイなので完全に初見での視聴となりました。

SNやUBWとの違い

セイバーはヒロインではなく相棒

この作品は、

セイバールート(Stay Night)

凛ルート(Unlimited Blade Works)

に続く3作目となるわけですが、士郎のスタンスが前作とは全然違います。

凛とセイバーは良くも悪くも軸のあるキャラクターなので士郎に守ってもらう必要性が薄く、

ヒーローとヒロインの関係性になりきれていません。

ですが、本作のヒロイン、間桐桜はメンタルが弱い、所謂メンヘラです。

メンヘラであるが故に、強大な力に溺れ、自分を苦しめてきた全てへの復讐のために動きます。

本作では、士郎は桜のためだけに動くため、ヒーローとヒロインの関係性が色濃く描写されています。

そもそも士郎の夢は、彼の父親、衛宮切嗣の理想であるところの「正義の味方」になること。

その目標に忠実な士郎は、自己犠牲も厭わず、全ての人を救おうとする無理ゲーを常に展開していました。

アーチャー
「だから無意味なんだ! お前の理想は!人助けの果てには何も無い。
結局他人も自分も救えない。偽りのような人生だ。」

UBWでアーチャーに士郎の理想はボロクソに言われていましたね。

そんな士郎だからこそ、無欲な王であるセイバーを召喚できたのかもしれませんが。。

ですが、今作では士郎は桜以外の全てを切り捨てます。

衝撃を受けたのは、セイバーオルタ vs ライダーの戦いです。

まず戦闘開始前に「桜を助ける為にお前は邪魔だ」とセイバーにい放ち

ベルレフォーンを受けて瀕死のセイバーが何か喋ろうとしているのを無視して殺害します。

ちなみにあそこは原作だと選択肢らしいです。(セイバーを助けたらバッドエンド)

前作の士郎が苦手っていう人でも、HFの士郎は好きになれるかもしれませんよ。

雁夜と士郎の違い

間桐桜を助けようとしたキャラクターとして、Fate/Zeroの間桐雁夜がいます。

間桐雁夜は幼い桜の代わりに第四次聖杯戦争に参加し、桜の解放のために戦いましたが戦死。

ロリ桜
「馬鹿な人、おじい様に逆らうからよ」

救おうとした桜には暴言を吐かれ、その母である遠坂葵には自身の恋心に気付いて貰えず激高。

暴力の末、重度の障害を与えてしまうという最悪の結末を迎えました。

恋心のために、人を救う選択を取った士郎と雁夜おじさん。

一体なにが結末を分けたのでしょうか。

片思いではハッピーエンドはあり得ない

守りたいこの笑顔

違いがあるとすれば、「士郎×桜」は両想い。「雁夜×葵」は片思いです。

士郎と桜は、日常を一緒に過ごしてお互いの気持ちを確かめ合っていました。

雁夜は、葵を間桐家の嫁にしたくないからと思いを打ち明けずに遠坂時臣に葵を譲りました。

間桐家の嫁にしたくないなら駆け落ちしたら良いのでは?

って思いますが、ここでは雁夜の選択を尊重します。

告白しないことを選んだので、当然、葵が雁夜の思いに気が付くことはありません。

行為が伝わっていない状態で、葵と桜と救おうと右往左往していますが、

葵には雁夜の行動の意味もモチベーションも見えてきません。

そのうえ、夫である時臣を殺され完全に「なんだこいつ?」状態です。(実際に殺したのは言峰)

遠坂葵
「誰かを好きになった事さえないくせに。。」

雁夜からすれば、「貴方のために苦しい思いしてまで聖杯戦争参加してんだよー」って感じだと思いますが、完全に自業自得です。

好意を伝えず、相手のために頑張るというのは一見尊いようにみえますが完全に偽善です。

なぜなら、相手の拒絶の選択肢を奪って自分の好意だけを押し付ける行為に他ならないからです。

一方で士郎は、俺は桜の為だけの正義の味方になると明言し桜も士郎の好意に気が付いています。

故に士郎の行動原理が桜に伝わり、悪(アンリマユ)を断ち切る決断を促すことができました。

まとめ

3部作は第1章だけ、amazon primeで視聴して、第2第3は劇場で視聴しました。

やっぱりアクションシーンの綺麗なアニメ映画は劇場で見るのが最高ですね。

Fateシリーズは今年の年末にもFGO劇場版が公開されるのでそちらも要チェックです。

それではまた次回の記事でお会いしましょう。さようなら。

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