
こんにちは。純白です。
皆さんはコンピューターゲームをやりますでしょうか。
自分はボードゲーム派で、あまりデジタルゲームをやらないのですが、それでもたまにやると、その面白さに感動します。
そんな中、コンシューマーゲーム(家庭用ゲーム機)は刻々と売り上げを落としています。

上記の図は、日欧米のコンシューマーゲーム機の市場規模の推移グラフです。
日本市場での低迷は勿論のことですが
ゲーム大好きアメリカ人も家庭用ゲームをやらなくなってきています。
「ゲームはゲーム機とソフトを買ってやるもの」という常識は壊れつつあります。
今日はその原因を考察していきたいと思います。
もくじ
メイン消費者の世代交代は始まっている

筆者は今年26歳なので、ゲームボーイ世代です。
初めてやったゲームはゲームボーイカラーの「ポケットモンスター金」です。
小学1年生の自分は、平仮名が読めなくてオーキド博士のおつかいで苦戦していた気がします笑
初めてやった無料のスマホゲームは「怪盗ロワイヤル」で、これは11年前です。
その後、無料ゲームの代表格パスドラがリリースされ、当然自分もプレイしました。
リリース当時(2012)に小学1年生だった子供たちがもう高校受験の年です。
つまり今の高校生以上のゲーマーたちは無料ゲームを体験している世代ということです。
幼少期にプレイしてたユーザが大人になってもゲーマーを続けているというケースは多いです。
逆に学生時代にゲームに一切触れてこなかった人種が社会人になってからゲーマーになるのは少数派でしょう。
幼少期の体験は重要なのです。
スマホゲームの普及がゲーム格差を是正した
我々が子供のころは、ゲームには格差がありました。
プレイステーション2は当時の価格で39000円、ゲームキューブは25000円と安くありません。
当然、別途のソフト代がかかります。
プレステ2もゲームキューブも持っていた家庭はそう多くないはずです。
お年玉を貯めてやっと1つのハードを購入してそれで遊ぶ。そういう世界でした。
同じゲーム機を持っていない子供同士では話ができません。
(自分が大好きだったメタルギアソリッド3を持っていたのはクラスで2人だけでした(;>w<))
親にゲームを買ってもらえる子、もらえない子で遊べるゲームには格差があったのです。
しかし今はどうでしょう。
スマホ1台あれば、荒野行動や第五人格といった世界的なゲームが遊べます。
クラスのみんなと一緒にできて世界とも繋がれるオンラインゲームがあるのに
プレステ4やOculus Riftを購入するでしょうか。
趣味というのは「周りで流行っている」ということに意味があります。
ゲームの無料化がコンシューマーゲームに打撃を与えたのは間違いがないでしょう。
面白いゲームに金が払いたい
コンシューマーゲームとPC/スマホ用オンラインゲームの一番の違いは「課金」です。
そう思ったことが何度あったか。
敢えて名前は上げないがお金を返してほしいと何度も思いました。


そういう失敗をさせないように「体験版」などの取り組みはありましたが、
一見面白そうな見た目をしたクソゲーほど体験版がない。。。
だったらスマホゲーのように最初からすべてのゲームで基本プレイを無料にし
気に入ったゲームにだけ課金するような仕組みは、従来の体験版の上位互換といえないでしょうか。
遊びの選択肢の増えた現代では、面白いことが担保されていないブラックボックスで遊ぶメリットがないのです。
まとめ
如何だったでしょうか。
以上が自分の考えた、ゲームハードを売るビジネスが終焉に向かっている理由です。
最後に勝ったゲーム機はPS vitaですが、あれも長らく触っていません。
新しいソフトをアマゾンで注文し、
お金を払ったうえで数日待ってソフトが届き、
プレイするのが億劫すぎてまったくやる気になれません。
それなら10分でインストが終わって無料な第五人格やるわってなります。
26歳の自分がこの感覚なので、下の世代はもっと敏感にこの億劫さを感じているはずです。
それではまた次回の記事でお会いしましょう。さようなら。